期間限定!三斗小屋温泉煙草屋で日帰り入浴してきたよ
三斗小屋温泉煙草屋は2時間トレッキングしないとたどり着けない山小屋。
温泉好きとして、煙草屋の露天風呂にいつか入ってみたいと憧れていました。
とはいえ、本格的な山小屋なので宿泊はちょっとハードルが高い、、とためらっていたところ、新型コロナ影響で日帰り入浴営業をやっているとの噂。
これは行くしかない!!と出発しました。
まずは電車で黒磯駅まで(新幹線の通っている那須塩原でもOK)。
黒磯からは那須ロープウェイ行のバスに乗り、1時間程度で那須ロープウェイ駅に到着。
ロープウェイには乗らず、登山開始です。
最初は階段の道で、しばらく登っていくと開けた場所に出ます。
景色が良く気持ちよいのですが、風が強いので注意が必要です。
さらに進んでいくと歩き始めから40分程度で峰の茶屋跡避難小屋に到着しました。
峰の茶屋跡避難小屋は一層風が強く、まっすぐ立っていることも困難に感じました。
三斗小屋に向かう道は複数ありますが、今回は最短ルートで向かいます。
まずはトラバース道。砂っぽくて滑りやすく、傾斜も急なので転げ落ちそうでひやひや。ストックは必須です。
トラバース道を抜けると森の中へ。
困難な道ではないのですが、飛び回る虫が顔にあたること、人気がなく熊が出そうな雰囲気に少々テンションが下がります。
熊鈴を鳴らしながら歩いていると雨まで降ってきました。
レインウェアを身に着け、黙々と歩きます。
峰の茶屋跡避難小屋から40分程度で延命水という水場。
帰りには水を汲んでいる人もいました。
さらに20分歩き、ようやく三斗小屋温泉に到着です。
煙草屋の日帰りは野天風呂か女湯ですが、せっかく来たのだからやはり名物の野天風呂に入りたいですね。野天風呂は混浴温泉ですが、宿の方に確認したところタオル巻きOKとのことでした。
土日の昼間に訪問しましたが、それほど混雑していないようで他のお客さんと入れ違いでお風呂を独占できました。
にごり湯ですがお湯の色はそれほど濃くないので、他のお客さんとタイミングが一緒になると気になりそうです。
小さいほうの浴槽には虫が浮いていたので大きいほうの浴槽につかりましたが、ちょうどよい湯温で快適でした。やさしく硫黄が香る温泉で、ここまでの疲れが癒えました。天気が回復し、景色が楽しめたのも嬉しかったです。
ちなみに野天風呂にシャワーはありませんが、肌に刺激は感じず、帰り道も身体が硫黄臭いとは感じなかったので、肌の弱い方、においが気になる方でも気にすることはないと思います。
20分程度温泉を楽しんで帰り道。
道は同じですが、夕方に近づくにつれ風が一層強くなるので注意が必要です。
憧れの煙草屋を訪問できて大満足でした。
煙草屋に宿泊すれば女性専用タイムにじっくり温泉を楽しめるので、宿泊も検討してみたいです。