たのしいことばかり。

アラサー女子の雑記帳です

メロンヴィシソワーズを食べたくて~旭川旭岳温泉湧駒荘~

メロンといえば高級フルーツの代表選手。

たまに食べる安いメロンは硬くてまずいけれど、ああいつか美味しいメロンをお腹いっぱい食べたいな、、

そんなことを考えていたら、メロンヴィシソワーズなる料理を食べられる宿を見つけてしまい、いてもたってもいられず出発。

 

旭川空港または旭川駅から旭岳温泉行の「いで湯号」というバスに乗って湧駒荘バス停へ。アクセスが悪いかと思いきやバス一本と便利です。

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結構大きな宿

ロビーにヒグマなどのはく製が展示してあり、北海道に来た!という気分が高まります。

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スノーシューが置いてあった

案内してもらった部屋は2部屋に分かれている大きめの部屋で、なんとマッサージチェアも。予約していた部屋をグレードアップしてくれたようで嬉しくなってしまいます。

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豆を手で挽いてコーヒーを楽しめる

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おしゃれな瓶には自慢の湧水

一休みして温泉へ。別館のお風呂は交代なし、本館のお風呂は時間制で男女が交代。

別館は天井が高い建物で、開放的な雰囲気。

空間に湯気がこもらず、湯温もぬるめなので長く浸かっていられました。

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静かな雰囲気

本館の内湯は湯気がこもっていたけれど露天風呂は適温で快適。

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屋根付きの露天風呂は雨でも安心

お待ちかねの夕食。

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メロンヴィシソワーズ!!

ジャガイモの食感の残るヴィシソワーズと甘く香り豊かなメロン果汁が少しずつ混ざり合い、食べるごとに味が変わっていくのが面白いです。

皮の際までメロンを食べるか、いや、お腹いっぱいになるから控えめにしようかななどと幸福な悩みを抱えながらひとさじ、またひとさじ。

あっという間に完食してしまいました。

もちろんこの宿の料理はメロンヴィシソワーズだけではありません。

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憧れの塩釜焼!

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蝦夷アワビ

その他にもコロッケ、しゃぶしゃぶ、トウモロコシごはんなど。

ボリュームのある夕食でしたが、赤坂の料亭で働いていた料理長のこだわり料理で大満足でした。

夕食後に館内を散策。実は湧駒荘はスノーボード選手の竹内智香選手の実家で、宿の最上階には竹内選手コーナーがあります。竹内選手のボードやウェアなどが展示してありました。スノーボードには詳しくありませんが、上映されていたビデオはなかなか面白かったです。

ネットで調べたところ、次のオリンピック出場も目指しているということなので、次回の冬季オリンピックには竹内選手に注目してみようかな。

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竹内選手コーナー

翌朝の食事も豪華でした。

汁ものはありがちな味噌汁ではなく、梅風味の湯豆腐鍋で変化がついていて良かったです。

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品数が多くて楽しい

 

メロンヴィシソワーズに惹かれて宿泊した宿ですが、食事はもちろんお風呂も大満足。

連泊すると食事が豪華になるとの噂もあるので、ぜひ次は連泊してみたいです。

期間限定!三斗小屋温泉煙草屋で日帰り入浴してきたよ


三斗小屋温泉煙草屋は2時間トレッキングしないとたどり着けない山小屋。

温泉好きとして、煙草屋の露天風呂にいつか入ってみたいと憧れていました。

とはいえ、本格的な山小屋なので宿泊はちょっとハードルが高い、、とためらっていたところ、新型コロナ影響で日帰り入浴営業をやっているとの噂。

これは行くしかない!!と出発しました。

 

まずは電車で黒磯駅まで(新幹線の通っている那須塩原でもOK)。

黒磯からは那須ロープウェイ行のバスに乗り、1時間程度で那須ロープウェイ駅に到着。

ロープウェイには乗らず、登山開始です。

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登り口に煙草屋の日帰り入浴情報が掲示されていました

最初は階段の道で、しばらく登っていくと開けた場所に出ます。

景色が良く気持ちよいのですが、風が強いので注意が必要です。

さらに進んでいくと歩き始めから40分程度で峰の茶屋跡避難小屋に到着しました。

峰の茶屋跡避難小屋は一層風が強く、まっすぐ立っていることも困難に感じました。

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峰の茶屋跡避難小屋は各地への分岐点になっているので道を見違えないように注意

三斗小屋に向かう道は複数ありますが、今回は最短ルートで向かいます。

まずはトラバース道。砂っぽくて滑りやすく、傾斜も急なので転げ落ちそうでひやひや。ストックは必須です。

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転ばないように慎重に

トラバース道を抜けると森の中へ。

困難な道ではないのですが、飛び回る虫が顔にあたること、人気がなく熊が出そうな雰囲気に少々テンションが下がります。

熊鈴を鳴らしながら歩いていると雨まで降ってきました。

レインウェアを身に着け、黙々と歩きます。

峰の茶屋跡避難小屋から40分程度で延命水という水場。

帰りには水を汲んでいる人もいました。

 

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延命水の水場

さらに20分歩き、ようやく三斗小屋温泉に到着です。

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煙草屋の玄関

煙草屋の日帰りは野天風呂か女湯ですが、せっかく来たのだからやはり名物の野天風呂に入りたいですね。野天風呂は混浴温泉ですが、宿の方に確認したところタオル巻きOKとのことでした。

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期間限定の試み

土日の昼間に訪問しましたが、それほど混雑していないようで他のお客さんと入れ違いでお風呂を独占できました。

にごり湯ですがお湯の色はそれほど濃くないので、他のお客さんとタイミングが一緒になると気になりそうです。

小さいほうの浴槽には虫が浮いていたので大きいほうの浴槽につかりましたが、ちょうどよい湯温で快適でした。やさしく硫黄が香る温泉で、ここまでの疲れが癒えました。天気が回復し、景色が楽しめたのも嬉しかったです。

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憧れの野天風呂

ちなみに野天風呂にシャワーはありませんが、肌に刺激は感じず、帰り道も身体が硫黄臭いとは感じなかったので、肌の弱い方、においが気になる方でも気にすることはないと思います。

 

20分程度温泉を楽しんで帰り道。

道は同じですが、夕方に近づくにつれ風が一層強くなるので注意が必要です。

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最後に良い眺めを楽しみました

憧れの煙草屋を訪問できて大満足でした。

煙草屋に宿泊すれば女性専用タイムにじっくり温泉を楽しめるので、宿泊も検討してみたいです。